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【ファイルを開く】ファイルのアイコンを非表示または、最小表示で開く

 Excelマクロを処理する上で他のExcelファイルを開くなどファイルを開いて表示させる機会は多いと思います。

 ファイルを開くときにタスクバーに表示されるファイルのアイコンを非表示か最小表示で開くと処理の時間は、少なくてすみ処理時間の短縮になります。

ファイルのアイコンを最小表示で開く

Sub アイコンを最小表示でファイルを開く()
'
filName = Application.GetOpenFilename
    Workbooks.Open filName
    ActiveWindow.WindowState = xlMinimized
End Sub

  ファイルを開くウィンドウで選択したファイルを最小表示にすることができます。

 filName = Application.GetOpenFilename

 によって選択したファイル名を 変数 filName に代入させます。

 次に Workbooks.Open メソッドに  変数 filName を割り当ててファイルを開きます。

 最後に ActiveWindow.WindowStat プロパティ に xlmaximized を指定することでファイルのウィンドウ表示について最小化を行います。

 以上が一連の処理となります。 

ファイルのアイコンを非表示で開く

Sub アイコンを非表示でファイルを開く()
'
filName = Application.GetOpenFilename
    Workbooks.Open filName
    ActiveWindow.Visible = False
End Sub

 こちらは、ファイルを開くウィンドウで選択したファイルを非表示にすることができます。

 ActiveWindow.WindowStat プロパティ に False を指定することでファイルのウィンドウ表示を非表示にしています。

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